産後のストレスを操る。5つのストレス解消法

本日もようこそ。
高松さやです。
さて、本日は産後にママが陥りやすいストレスとその解消法についてお伝えしたいと思います。
産後のストレスを操る。5つのストレス解消法
出産は、新たな命をこの世に産み落とす輝かしい瞬間です。
陣痛に耐え抜いたママも、帝王切開の恐怖と痛みを乗り越えたママも、とてもよく頑張りましたね。
ところが、出産はゴールではありません。
休みなく続く育児、そして新たな「産後ストレス」に耐え忍ぶ日々がスタートします。
私も3人の子供を産み育てている現役のママです。
あなたの辛さや想いも少しは理解できるのではないかと思います。
本日より、私自身や周囲のママたちの実体験をもとに、産後に起こる様々なストレスとその解消方法をご紹介していきますので、参考にしていただけると幸いです。
第1回:産後のイライラはホルモンバランスが原因だった/stress/
第2回:幸せホルモンで睡眠不足を解消
第4回:イライラを鎮める深呼吸の魔法
産後のママは本能の塊
出産を終えたママは、本能の塊です。
赤ちゃんを守り育てるために動物的本能が働く、いわゆる「ガルガル期」にあたり、わけもなく攻撃的になったりイライラしたりします。
ご主人や里帰り先の両親、祖父母や義理の両親に対して、何気ない行動や言葉尻一つ一つにピリピリしてはいませんか?
そのイライラ、実はホルモンバランスの乱れが原因だったりします。
妊娠中からホルモンの変化に振り回されてきたママの体は、産後にもう一度強く揺さぶられます。
妊娠を維持するために必要だった女性ホルモンが急激に減少し、母乳の分泌を促進するホルモンなどが急激に増加します。
すると、ホルモンバランスの落差に身体がついていけず、様々な症状が現れてしまうのです。
月経前症候群(PMS)に悩んでいる人は、、ホルモンバランスの変化に振り回される辛さがイメージしやすいかもしれません。
「まぁいっか!」でイライラを乗り切ろう
さて、私の場合は、退院後すぐ実家に里帰りしていたのですが、実母や夫の言動にずっとイライラを感じていました。
もともと関係はそんなに悪くなかったですし、産後は家事や兄弟児の世話など全面的にサポートしてくれてとても感謝していました。
夫も家事・育児ともにとても協力的で、恵まれた環境だったと思います。にも関わらず、本当に些細な事がきっかけで、あるいは何の理由もなくイライラすることがありました。
家族にはとても感謝していたからこそ、余計に、感情をぶつけたくはありませんでした。
そこで、イライラを感じた時は「まぁいっか!」とつぶやくことにしてみました。
お風呂掃除や家事をやってくれなくても「まぁいっか!沐浴やってくれただけでもすごいよね。」と、妥協点を見つけて「まぁいっか!」とつぶやくようにしてみたのです。
心の中ではイライラが収まっていなくても、「まぁいっか!」と口に出して言う事で不思議と心が落ち着いてくる感覚がありました。
自分の気持ちは自分でしかコントロールできません。
夫や周囲の人がいくら「イライラしないで。落ち着いて。」などと声をかけたとしても、それは逆効果になることもあります。
イライラした状態で赤ちゃんに接するより、妥協してでもいいから心の平穏を取り戻すことが大切です。
イライラはホルモンのせい。今は母性本能が過敏で、ささいなことでも気になるだけだ・・・と自覚することが必要だったのだと思います。
それからもしばらくの間、理由のないイライラには悩まされましたが、なんとかやり過ごすことができました。
夫や実母と派手に喧嘩することなく産褥期を過ごせたことで、自分自身も気持ちが楽になりました。
産後に直面する理由のないイライラは、ホルモンバランスのせいかもしれません。
それは、産後のママには当たり前の変化ですし、簡単に治るものでもありません。
「まぁ、いっか!」と開き直ることで、肩の力がスーッと抜けて楽に過ごすことができるでしょう。
ただでさえつらい産褥期に周囲の大切な人とぶつからないためにも、おすすめです。
次回は、第2回:幸せホルモンで睡眠不足を解消をご紹介します。
ここまで読んでいただき、あなたの大切な時間を下さり本当にありがとうございます。
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